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リニア工事、質問相次ぐ 外環道事故受け JR東海が説明会

社会

掲載号:2021年9月17日号

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トンネル工事が続く犬蔵非常口=11日
トンネル工事が続く犬蔵非常口=11日

 JR東海は8月下旬、リニア中央新幹線のシールドトンネルに関する説明会を、市内4カ所で開催した。

 品川〜名古屋間で2027年開業予定のリニア。市街化地域では、地下に直径14メートルのトンネルを掘って路線を築く計画。川崎市内では中原区から麻生区までを通り、5カ所(等々力、梶ヶ谷、犬蔵、東百合丘、片平)で非常口が設けられている。現在、梶ヶ谷と麻生区東百合丘に設けられた立坑では、シールドトンネルを掘る準備が進められている。

 説明会は、昨年10月に東京都調布市で発生した住宅街の陥没事故を受けて実施された。陥没地点では1カ月以上前に、東京外郭環状道路(東京外環)の大深度地下シールドトンネル工事が行われていた。

宮前区は市民館で

 宮前市民館で8月24日、メディア非公開の住民説明会が行われた。説明会の参加者によると、会場には約100人が出席。「地質調査をしっかりやってもらいたい」「東京外環では騒音や振動が生じたと聞いている。川崎市は大丈夫なのか」など、シールドトンネル工事の安全性に関する質問が相次いだ。これに対し、JR東海の担当者は「特殊な地盤」とそれに伴う「特別な作業」が外環の事故原因であり、川崎市内の掘削区間には「同様の特殊な地盤はない」とし、工事の施工管理を強化・徹底する方針を説明したという。

 今回の説明会に参加した土橋在住の男性(63)は「不十分な地質調査によって掘り進められる巨大トンネルは危険だ。同じ工法の工事による東京外環の事故は、決して他人事ではない」と警鐘を鳴らす。

 当日の配布資料によれば、JR東海は計画路線周辺の住民に対し、トンネル端部から約40メートルの範囲内にある建物などを対象に家屋調査を実施する予定。今後、シールドトンネルの掘削工事についても、改めて住民説明会を開催するとしている。
 

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