戻る

宮前区 社会

公開日:2022.03.25

城南信金
宮前平寮を共用事務所(コワーキングスペース)へ
地域活性化のきっかけに

  • ワークスペースのイメージパース=提供

 城南信用金庫宮前平寮(宮前平1の10の8)がリノベーションされ、コワーキングスペース付き賃貸住宅として4月1日に開業する。

 建物の3階にあった食堂と厨房を用途変更し、「ひとりひとりの働くを心地よく」がコンセプトのキッチンスタジオを備えたワークスペース『goodoffice宮前平』に生まれ変わる。約220平方メートル、40席(キッチンスペース約10席)に加え、ソファー席や個室4部屋も備える。上層の住宅入居者が使えるほか、有料会員となることで一般利用もでき、地域交流が生まれる場を目指しているという。

 同建物は1992年に竣工、宮前平支店(1〜2階)と職員寮(3〜9階)として30年利用されてきた。近年は寮のニーズが低下。入居者は30戸中6戸と減少していた。

 そこで、同信金がグッドルーム(株)(本社=渋谷区)にリノベーションを依頼。「地域活性化と、ニューノーマル時代の新しい住まい方」をコンセプトに、無垢材を使用するなどデザインを大幅に変更。小田急不動産(株)(本社=渋谷区)が借り上げる。グッドルーム担当者によると、すでに申し込みがあるといい「入居者様だけでなくシェアリビングを活用する人々の出会いがビジネスに広がり、地域活性化につながれば」と話している。

 グッドルームは同様の拠点をほかに、全国10カ所で運営している。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

宮前区 ローカルニュースの新着記事

宮前区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS