東高根森林公園の統括責任者に就任した 清水 佐江子さん 神木本町在勤 54歳
故郷でもう一花
○…県立東高根森林公園の指定管理者が4月から(株)石勝エクステリアに変更となった。故郷の宮前区の仕事場とあって、自ら統括責任者に手を挙げた。データを今後の運営に生かそうと駐車場の自動化に着手したほか、視覚的に意味を伝えるシンプルな絵記号「ピクトグラム」を採用するなど、早くもその手腕を発揮している。「恒例となっている『収穫祭』などのイベントは踏襲しながら、少しずつ改善を図っていきたい」と明確に目標を語る。
○…白幡台小・犬蔵中出身。バスケットボールに熱中した中学時代。公園とは無縁の生活を過ごしてきた。覚えているのは夏まつりの盆踊り大会だ。「ワイワイ交流する雰囲気が好きだった。いつか東高根森林公園で開催できれば」と抱負を述べる。
○…高校卒業後に社会人となったが、オフィスワークに物足りなさを感じ転職。「植栽設計がやりたくて入社したのに、現場仕事しかやってこなかった」とこれまでの経歴を振り返る。心掛けているのは安全第一。その上で来園者に楽しんでもらうことが最高の喜びだという。「自社設計した植栽を形にし、維持できるって素晴らしいと思いませんか」
○…休日も自然の中でリフレッシュする。月に1回は車中泊でキャンプをするアウトドア派だ。「外で食べると何でも美味しく感じる」と笑う。夢は自給自足の生活。友人の畑で野菜の栽培を手伝いながら、将来に向けての青写真を描く。本職では地域密着イベントを増やす方針を掲げる。高齢者向けの「ポールウオーキング」や古代芝生広場を活用した「ヨガ」、ケヤキ広場でのカフェ設営など、緑地管理事業部長として培ってきた公園管理のアイデアは尽きない。
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4月26日
4月19日