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宮前区 社会

公開日:2022.09.30

宮前区基準地価
上昇率が拡大傾向
「利便性で地域差」

  • 住宅地の区内最高価格となった「小台2丁目」周辺

 神奈川県は今月、土地取引価格の目安となる基準地価を発表(7月1日時点)した。宮前区内の調査対象は住宅地12地点、商業地4地点。1平方メートル当たりの住宅地の平均価格は23万910円で、平均変動率は0・5%(前年0・1%)。商業地は50万5800円で、1・8%(前年1・3%)上昇した。



 住宅地では、東急田園都市線・鷺沼駅と宮前平駅の中間に位置する「小台2丁目23番10外」が3・6%の上昇率で40万5000円となるなど、鷺沼や宮崎、有馬、東有馬の5地点で上昇。一方、下落は2地点で、「馬絹4丁目1094番2」はマイナス0・5%で18万8000円。「菅生5丁目1292番22」はマイナス0・5%で18万1000円だった。その他、南野川や菅生、五所塚、土橋、白幡台の5地点は横ばいだった。



 県全体の住宅地の平均変動率は0・8%で、前年のマイナス0・2%から上昇に転じた。川崎市は1・3%(前年マイナス0・6%)で上昇。市全体の傾向について、県政策局は「都心に隣接している優位性があり、都内との価格差で人口も増加している。その一方で、利便性に劣る地域では、横ばいないし下落で推移している」と分析している。

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