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宮前区 スポーツ

公開日:2023.06.30

【5】プロボウラーに聞く 教えて先生!
ストライクのコツは?

  • サギヌマボウルの場内=19日

 誰もが手軽に取り組めるスポーツ「ボウリング」。6月22日は、幕末の長崎で日本最古のボウリング場が開店した日として、日本ボウリング場協会により「ボウリングの日」に制定されている。記念日にちなみ、サギヌマボウルの支配人で、プロボウラーの市村和則さんに尋ねた。「ストライクのコツ、教えてください」--。

 市村さんが教えてくれたのは、ボウリング場で貸し出されている「ハウスボール」を用いたものだ。まずはボールの選び方。市村さんは「重さよりも手にフィットするかが重要」と語る。選ぶときに基準となるのが、ボールを持つ手の親指。ボールの穴に親指を入れたときスムーズに入り、皮ふが触れるくらいのフィット感という。

 次に目線。ピンではなく、床に書かれている三角形の印(スパット)に。「ここを見て投げたほうが、コントロールしやすくなる。右利きの人は、右から2、3番目に合わせて」と市村さん。

目線とも関わるのが、ねらうピンだ。真正面ではなく、1番と3番ピンの間、「ポケット」といわれる箇所をねらうのがポイント。投げるときは中央から少しはずれて立ち「振り子の原理を生かしリラックスして投げる。ボールのフィット感があれば、力が抜けてまっすぐボールが進む」。

 1970年8月にオープンしたサギヌマボウル。老若男女が集い、店内の大会には80歳以上の参加者も出場する。20代後半からプロを目指したという市村さんは、年齢問わずできるボウリングの魅力を語る。「生涯スポーツとして、リタイア後の趣味にもぴったり」

 仲間とわいわいできるのも楽しさの一つ。「家族や職場、地域の皆さんの親睦に、ボウリングを選んでもらえれば」と市村さんは笑顔を見せる。

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