宮前区 教育
公開日：2023.12.01
地域と共に「煌（きら）めき」50年
菅生中で記念式典
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体育祭の歴代パネルも掲示された体育館内
菅生中学校（山本篤校長）が創立50周年を迎え、記念式典を11月18日に同校体育館で行った。
同校は１９７３年４月、向丘中学校から分離して開校。平瀬川周辺や学校環境の整備を一緒に行うなど、ＰＴＡや地元応援団「菅生懇話会」ら、地域とつながりを深めながら発展してきた。
コロナ禍で１年延期した記念式典では、功労者表彰として歴代校長やＰＴＡ会長、学校医、自治会などに感謝状が贈られた。創立50周年記念実行委員会からは、校庭用放送機器セットとヴィブラフォンが同校に贈られた。代表生徒による動画と寸劇の発表も行われ、これまでの部活動の活躍や新しくなった基準服などが紹介された。
終盤には市制80周年を記念して作られた歌『かわさきのねいろ』を全校生徒で合唱。同曲の作詞者・浅川由加里さんは卒業生で、式典にも出席した。後輩の合唱を聞いた浅川さんは「通学路や自宅周辺を歩いて思ったことを歌詞にした。曲ができた当時を思い出すとともに、今の中学生も歌ってくれて感慨深い」と語った。
50周年に向けては、スローガン「煌（きらめき）〜互いに輝き合える時代へ!!〜」やマスコットキャラクター「すがおん」を生徒が考案。式典後には記念のタイムカプセルも封入され、基準服や写真、新聞がなどが埋められた。
齋藤淳実行委員長は「地域の力に感謝しつつ、今後も地域一体で未来に託すことができれば」と話していた。
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