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公開日:2025.10.31

そのくしゃみと鼻炎
寒暖差アレルギーかも
すずき耳鼻咽喉科クリニック

  • 鈴木敏幸院長

 花粉症や鼻炎、ホコリなどのアレルギーではないのに咳や鼻水、くしゃみが治まらない場合は「寒暖差アレルギー」が疑われるという。

 すずき耳鼻咽喉科クリニックの鈴木敏幸院長は「寒暖差アレルギーは、医学的に『血管運動性鼻炎』と呼ばれ、寒暖の差で鼻の奥の毛細血管が詰まり、鼻の粘膜が腫れることで起こる。”花粉症みたいに鼻の調子が悪い”という人は可能性があり、自律神経にも影響を及ぼすことがある。アレルギーや風邪と違い、眼に症状がなく、鼻水が透明なのが特徴。昼夜の寒暖差があるときや、冷房による急な温度変化でも注意が必要」と話す。

 対策として、自分で寒暖差をなくすことが重要といい、「着脱しやすい服装を心がけ、気温や場所によって調整を図ることが大切。症状がひどい場合には、ラジオ波治療でも対応可」という。

 また、風邪でないのに「咳が止まらない」場合はアレルギー性の咳や咳喘息、マイコプラズマの可能性もあるという。「咳の原因は多数ある。風邪の後遺症として長引くこともあるが、原因の把握が大切」とのこと。

インフルエンザ予防接種開始

 同院では現在、インフルエンザの予防接種を行っている(予約不要)。子どもは1回2500円(全2回)、13歳以上は1回3500円(全1回)となる。

すずき耳鼻咽喉科クリニック いびきのご相談

川崎市中原区井田1-36-3(メディパーク川崎井田2F)

TEL:044-272-8402

https://www.suzuki-jibi.jp/

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