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公開日:2026.10.23
わくわくプラザ 区分制で過密化解消へ 犬蔵、土橋など8校で試行
川崎市は児童の放課後等の居場所となる「わくわくプラザ」で10月14日から、活動場所を広げて児童を分散させる「区分制」を犬蔵小学校や土橋小など市内8校で始めた。一部で課題となっていた部屋の過密化を解消し、利用者の増加に対応しながら児童の安全確保にも努めていく。
わくわくプラザは市内全115の小学校内で、放課後・土曜・長期休業日などに児童が無料で利用できる居場所。平日は放課後から午後6時まで利用でき、保護者の就労などがあれば有料で7時まで延長して対応。土曜は午前8時30分から、春・夏・冬休みなどの学校休業日は8時から、午後6時まで開設されている。
各校がプレハブか校内の空き教室を活用し、運営は市から委託を受けた指定管理者が担う。近年は共働き世帯の増加などもありプラザの登録や利用が年々増え、市内全体での1日あたりの平均利用児童数は2006年度の5858人から25年度には1万2199人と約2倍に。市こども未来局によると、一部の学校では部屋の過密化が進み、条例で定められた児童一人につき1・65平方メートル以上を確保することができない場合も出ていた。
活動場所を拡大
試行では平日に図書室や特活室、体育館、校庭など各校の状況に応じて空いた場所を活用し、プラザの活動場所を拡大。現状の部屋の過密を緩和させ、児童の安全を確保する。児童を分散させる時は1・2年生と3〜6年生といった学年などで区分して児童間のトラブル軽減を図り、加えて利用率が少ない高学年児童にとっても利用しやすい居場所としていく。
実施校は宮前区の犬蔵小と土橋小のほか、さくら(川崎区)、古川(幸区)、宮内(中原区)、坂戸(高津区)、東生田(多摩区)、栗木台(麻生区)の市内8校。犬蔵小では試行に先立って今年4月から区分制を始め、7月に保護者向けに行ったアンケートでは活動内容が良くなった(少し良くなった)という回答が過半数を占めた。同校で運営を担うNPO法人あかい屋根の阿部克義理事長は「場所を分けることで、子ども同士のいざこざが減った印象。以前より穏やかに過ごせている」と話す。
同局によると、27年度まで8校で試行を行い、効果などを検証しながら29年度までに全校への拡大を目指す。同局の担当者は「より良い形を検討していき、児童にとってわくわくプラザをより魅力的な場所にしていきたい」と話した。
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