宮前区 人物風土記
公開日:2026.06.19
支援学校で障害児のための遊び場を提供している 吉田 千香子さん 宮前区在住 42歳
愛娘への思い 地域にも
○...県立高津支援学校と中原支援学校で、障害のある子どもたちの遊び場を提供するボランティアを行っている。活動のきっかけは、13歳になる一人娘の存在。生まれつき知的障害があり、出産時の事故による脳性麻痺で身体の不自由も抱えている。「広く安全な場所で遊ばせてあげたい」との思いからだった。
○...子どもが小さかった頃、普通の親子と同じように公園で遊んだり、いろいろな場所に一緒に出掛けたいという思いはあったが、日々の子育てに疲れその余裕はなかったという。「だから、今その思いを実現しているのかな」と笑顔。中原支援学校では、寝たきりや車椅子の児童らを対象に音楽に合わせて体を動かすリトミックを実施。今年10月には、移動式プラネタリウムの鑑賞会も予定している。
○...短大卒業後に資格を取得し、現在は独立して訪問鍼灸マッサージを行っている。仕事でも「障害を持つ人の役に立てれば」と障害児者専門の鍼灸マッサージを始めた。身近なサポートをする一方、娘が小学1年生の頃からずっと考えていたのが「将来の居場所」だった。高校までは支援学校に通えるがその先は不透明。「それなら作ってしまおう」と、今年4月にNPO法人を設立した。まずは「日中一時支援事業」の開設に向けて準備を進めており、将来的には生活介護事業所の開設も見据えている。
○...「今の環境があるのは同じ境遇の先輩ママたちが声を上げてくれたから。恩返しというか、手助けになれば」。立ち上げたNPO法人の名は、「あなたと優しく輝く世界」との願いを込め、言葉の頭文字から『AYK-WORLD』と名付けた。一人ひとりに寄り添う安心の居場所を目指し、これからも活動を続けていく。
ピックアップ
意見広告・議会報告
宮前区 人物風土記の新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











