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公開日:2026.06.05

サッカーW杯 恩師が語る「滉(こう)と碧(あお)」 川崎Fアカデミー監督がエール

  • 恩師が語る「滉(こう)と碧(あお)」 (写真1)

 6月11日に開幕するW杯北中米大会。日本代表に名だたる選手が名を連ねる中、川崎フロンターレのアカデミー出身からは板倉滉選手(29・DF)と、田中碧選手(27・MF)が選ばれた。両選手の選出は2大会連続。小学生時代にコーチとして育成に携わった、同クラブアカデミーU―15等々力の玉置晴一監督が当時を振り返り、エールを送った。

 板倉選手は横浜市出身。同クラブのアカデミーが立ち上がった最初の年に、フロンターレの門を叩いた。当時のポジションは得点をとるFWで、「選手を選ぶセレクションでは一番点をとっていました」と玉置さんは振り返る。

 その後は川崎北高校(宮前区)に在学しながら同クラブのユースまで進み、2015年にトップチームに昇格。そのキャリアは順風満帆に見えるが、板倉選手の心には攻撃的なポジションをやりたいという思いがあったという。「車で送りながら、彼の悩みを聞いたこともありました。でも我々としては、彼の恵まれた体格を生かしながら、ボランチとセンターバックという守備の要となるポジションを両方できるよう、指導をしました」。玉置さんらの指導は実を結び、板倉選手はオランダやドイツなどのクラブで活躍するまで飛躍を遂げた。

 田中選手は川崎市出身。小学校から高校まで川崎の学校に通うなど、川崎市と縁が深い。アカデミー時代には一学年上に三笘薫選手が在籍しており、「当時から二人は仲が良く、よく練習前に1対1の勝負をしてました。だいたい碧が負けて泣いてましたけど」と玉置さんは懐かしがる。今大会ではけがで代表に選ばれなかった三笘選手の背番号7を付けることでも話題になった。

 そんな田中選手は当時、まだ体の線が細く、技術的にも飛び抜けた選手ではなかったという。代表選手にまで上り詰めた要因について、玉置さんは「ポジティブな性格で、プレーの気づきが多かったところ」を挙げる。「人のアドバイスにしっかりと耳を傾けて、一つひとつ努力を重ねていけたのが良かったのではないか」。

 二人に共通する点について、物怖じしないことをあげる玉置さん。「今持っている力を最大限発揮してほしい。彼らなら大丈夫だと思う」と期待を口にした。初戦のオランダ戦は15日午前5時キックオフ(日本時間)。

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