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宮前区 社会

公開日:2026.09.15

宮前消防署 乳児を窒息から守る 人形使った救命教室

  • 人形を使って実践する参加者たち

    人形を使って実践する参加者たち

 「すくすくひろば(地域子育て支援センター)つちはし」で9月9日と10日、乳児がいる保護者向けの救命教室が開かれた。両日あわせて30組近くの親子が参加し、万が一乳児が窒息した場合の対処法などを学んだ。

 乳児のトラブルで多いのが、誤飲による窒息。同署によると、0歳児の不慮の事故での死亡者数のうち、窒息を原因とするものが約8割に上るという。

 こうした事故を防ごうと、宮前消防署が救急の日にあわせて同センターの協力で初めて教室を企画した。同署の救急救命士の有資格者が講師を務め、「口に入る大きさのものを乳児の手の届く範囲に置かない」といった予防策を伝えた後、窒息した場合の対応を実践。乳児の人形を1組ずつ使い、背部叩打法、胸部突き上げ法、心肺蘇生法を保護者たちが体験した。

 9カ月の子どもと参加した母親は「人形を使って実技ができて、力の入れ方や叩く強さとかも知れてよかった」と話した。企画した同署の担当者は「心肺停止になった時には、完璧ではなくても応急処置をできるかできないかで救命率が違ってくる。体験で知ったことを、ひろばの利用者同士でも広げていってもらえれば」と語った。

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