東急田園都市線「二子新地駅」高架下のスペースを利用したコミュニティ施設「にこぷら新地」が7月1日にプレオープンした。管理運営は地域住民を中心とするNPO法人DT08が行う。同施設は「アート×コミュニティ」をテーマに、貸しスペースやアート講座を企画し、新たな地域交流の場を目指す。
二子新地駅は、東急電鉄の「田園都市線二子玉川〜溝の口間複々線化工事」事業により2線から4線に増設。同社は、駅を中心としたまちづくりの貢献の一環として、複々線化に伴う高架下の利用方法について、一般公募した地域住民と一緒に06年度から話し合いを進めていた。
施設の運営を同社から受託するため、話し合いに参加したメンバーが中心となり昨年、NPO法人DT08(ディー・ティー・エイト)を設立。メンバーは11人、名前は東急田園都市線二子新地駅の駅番号が由来となる。
岡本太郎や陶芸家・濱田庄司ら芸術家たちに縁のある地域の特徴と、同社がアートの取り組みに力を入れていることから、「アート」をテーマに地域と沿線をつなげていくという。
同団体の川崎泰之理事長は「アートとは、自分を表現するということ。作品展や工作などで表現しながら、諏訪や二子の地域と東急沿線の人をつなげる場にしていきたい」と話す。
施設は広さ52平方メートルの多目的ホール2部屋と47平方メートルの工作スペース、屋外空間がある。高津区民、東急沿線住民を対象に、作品展示やワークショップ、工作スペースとして有料で貸し出す。
施設の一般利用料は3時間3千円。時間は午前9時半から午後0時半/午後1時半から4時半/午後5時半から8時半。問い合わせは同団体【メール】npodt08@gmail.com
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