市立高津小学校(高木朗校長)で4月21日、PTAや「おやじの会」所属の保護者らが学校校庭周りの側溝の汚泥掃除を行った。
これは、同校の運動会が5月に行われるのを前に、側溝に水たまりができるのを防ごうと実施したもの。同校施設開放運営委員会が提案し、PTAや校庭を使っている少年野球にサッカーチーム、おやじの会、消防団などが賛同して実現した。
この側溝掃除は以前にも行われていたが、東日本大震災後、汚泥の放射能汚染の懸念が全国的に広がったことを受け、中止されていた。高津おやじの会連合会の会長を務める川上斎史さんは「3年くらい前から掃除をやろうという声があがっていたけど、なかなか実現できなかった。子どもたちのためにもきれいな学校環境をつくってあげたいよね」と再開の喜びを語る。
7年ぶりに行われた側溝掃除には、朝早くから約80人が集まった。高木校長も掃除に参加する中、各自がスコップ片手に持ち場に分かれ、汗をぬぐいながら側溝に溜まった汚泥を取り除いた。集まった汚泥は3トントラック9台分になった。
清掃に参加した高津小学校おやじの会会長の清田敦史さんは「今回皆さんと協力して久しぶりの側溝掃除ができてよかった。これからは定期的に側溝掃除をしていけたら」と語った。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|