神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2018年7月6日 エリアトップへ

5月、一般社団法人川崎北工業会の会長に就任した 上松 義典さん 久地在住 59歳

公開:2018年7月6日

  • X
  • LINE
  • hatena

住民と共存できる町に

 ○…久地、宇奈根地区の製造業を中心に組織する一般社団法人川崎北工業会会長に5月、就任した。住工混在が進む同地区。同会では工場を開放する「オープンファクトリー」などを通じて住民との共存を図る。就任に際し、「企業間との連携強化はもちろん、住民の方々とも『顔が見える関係』を築いていきたい」と熱く語る。

 ○…世田谷区出身。3歳で久地に移り住み高津小学校を卒業した。都内の大学を卒業後、大手証券会社に入社。営業職としてキャリアを積み、25歳で実家の上松合金製作所に入社した直後には、会社情報冊子の掲載企業に広く営業を掛けるなど、地道な努力を惜しまなかった。社長を引き継いだ時はまだ32歳。幼少期から父が汗水流しながら一生懸命働く姿を目に焼き付けてきたので、「いずれは自分が父の跡を継ぎたい思いがあった」と語る。

 ○…父親が設立に関わった川崎北工業会を盛り上げようと同社入社後すぐに入会。青年部を立ち上げ、若手が交流して情報発信する場を作った。「今も若手からは敬語なしで話されるよ」と笑うが、その気さくな性格が人を寄せつける。「若い人たちに盛り上げてもらわないと会の発展はない。地域との交流も彼らの意見が役に立ってるよ」と労う。

 ○…最近の移動はもっぱら自転車で、取材の場所にもさっそうと登場した。サーフィンが趣味で数年前まで湘南や千葉の海によく通ったが「最近はなかなか行けない」と苦笑い。「今は都内で暮らす息子夫婦、1歳の孫と一緒に旅行に行きたいな」と穏やかな表情で話す。「催し物を通じて地域住民との絆が年々深まっていると感じる。これからも皆様と一緒に町の発展に尽力していきたい」と前向きだ。持ち前の明るさと元気で地域の輪を広げていく。

高津区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

遠藤 勝太郎さん

町会ぐるみで地域の活性化に尽力する

遠藤 勝太郎さん

子母口在住 78歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

川崎市出身 26歳

4月12日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

川崎市在住 20歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

3月22日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook