千年新町子ども会相談役で、子どもたち対象の職業体験を企画した 保科 卓也さん 千年新町在住 44歳
子どもたちに一生の財産を
○…高津、中原区内のコンビニエンスストアと協力し、千年新町子ども会として初の職業体験を行なった。「今後も子どもたちの自立心を育むイベントを企画していきたい」と意欲を語る。
○…千年新町で生まれ育つ。橘小、橘中卒。幼少期から好奇心旺盛な性格で、ダンスや演劇など興味を持てば果敢に挑戦する少年時代を過ごした。自身も子ども会のOBで「友達と野球や追いかけっこ。友情を深めた楽しい思い出はどれも鮮明に覚えている」と振り返る。23歳の時に服飾関係の会社に入社。大手百貨店の営業担当を任され、俳優の及川光博さんがテレビドラマ『相棒』で着ていたシャツのデザイン企画にも携わった。高校時代にコンビニのアルバイトで店長から仕事に取り組む姿勢や責任感、楽しさを学び、社会人になってからも役立った。そうした自身の経験を次世代に伝えたいという思いから38歳でコンビニ経営を開始。現在は中原区内にあるファミリーマート2店舗のオーナーを務める。
○…子ども会に携わったのは、長男が小学生になった時に知人から頼まれたことがきっかけ。「先輩方からバトンを受け継ぎ、次は自分が楽しませる番かなと」。子ども会の発展を模索し、今回の職業体験以外にも文化系のイベントなど新しい企画を積極的に考案。仕事との両立が大変なときもあるが、まちで子どもたちから「こんにちは」と元気よく挨拶されると「逆に元気をもらって、疲れも吹き飛びます」と笑う。
○…趣味も特技も料理で和食から洋食までお手の物。休日には2人の息子、妻に手料理を振る舞うクッキングパパだ。「学校や家庭以外でも、子どもたちに一生の財産となる思い出をつくってあげたい」。熱い想いを胸に、これからも子どもたちのために走り続ける。
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4月19日