高津区 人物風土記
公開日:2026.02.06
区内を拠点に津軽三味線の普及に取り組む
小山 貢葉撞(おやま みつようどう)さん(本名:本保 優さん)
北見方在住 73歳
伝統の音色、高津区に響け
○...豪快かつ繊細な音色で、聴く者を圧倒する津軽三味線。さまざまな流派の中でも全国屈指の実力者が揃う一門「小山流」の準総師範として、高津区を拠点に、その普及と奏者の育成に心血を注いでいる。昨年末には、日本レコード大賞のステージにて腕前を披露。名歌手の背中を支えるように、歌声に寄り添う音色を全国へ届けた。「三味線はただ弾くだけじゃない。人と心を合わせ場を震わせるもの」。大舞台でも一奏者として調和の音を響かせた。
○...17歳の時に新潟から上京した。当時はギターに親しんでいたが、ラジオから聞こえてきた津軽三味線の演奏に衝撃を受け「これだ」と直感し、27歳で高津区在住の師匠に弟子入り。「見て覚えろの時代だったから、修行時代は苦労したよ。だけど、自分で考え、工夫し、研鑽を重ねたからこそ今があると思う」。約10年前、師匠の逝去に伴い、その役目と精神を引き継ぎ。日本の伝統を奏でる。
○...本業は、自ら興した「本保畳店」の店主。「畳屋としての生活があるからこそ、三味線の音にも深みが出るんだろうな」と話す。現在は、店を継ぐ息子へ畳職人としての技術を伝え続けているところ。家業と芸、どちらも自身の人生に欠かせない「職人の道」として大切にしている。
○...数ある曲の中でも、特に愛してやまないのが津軽じょんがら節。単独で奏でる音色の特長はもちろん「大勢で音を合わせた時の、あの地を這うような迫力と響きが何よりの魅力」と声を弾ませる。「この街で三味線を弾く仲間を一人でも増やすことが目標」と話し「いつか地域のみんなで、高津の空に大きな『じょんがら』を響かせたい」と、伝統を奏でる楽しさを街の隅々まで広めていきたいと願う。
ピックアップ
意見広告・議会報告
高津区 人物風土記の新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











