高津区版 掲載号:2019年10月25日号 エリアトップへ

開業支援につながるシェアマーケット「ノクチラボ」プロジェクト代表を務める 丸山 佑樹さん 溝口在住 38歳

掲載号:2019年10月25日号

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挑むは「共創の街づくり」

 ○…「溝の口は何でも揃うし便利。だけど何か魅力に欠けるなって考えていたんです」。その理由の一つにこだわりを持つ「個人店」が少ないことを上げる。初期投資や家賃の高さが出店のハードルを上げていると考えつくるのが「共創型シェアマーケット『ノクチラボ』」だ。集合住宅1階部分を使い、飲食店、物販など6店舗が場所をシェアして営業する。開業を検討している人など、自身が「いいな」と感じた人や店に声をかけた。「魅力や才能が開花した店が増えること」それが街の魅力につながるという。

 ○…2年前、溝口に飲食店を開店。地元の農家や音大生、パン屋などさまざまな人や店とコラボしてきた。「店は1人でやるのではなく、みんなで創るもの」。さらに俯瞰すると「街づくりは1店舗ではできない」とも。魅力ある店舗が増えるためには-。構想や仕組みを親交のある地元不動産などに相談して半年、ノクチラボが形になった。

 ○…群馬県出身。教師を務めていた両親から「教員だからと厳しく育てるのは辞めた」と言われたことが心に残る。「『自分で考え自由に生きなさい』と大きな覚悟で言ってくれたと思う」。大学ではDJにのめり込み出演者50人ほどのイベントを手掛けていた。企画、PR、チーム運営、コラボの面白さを知ったのもこの経験が大きい。「あえて客層の全く異なるチームと組んだり。大切なのは『同じ理念の人と組むこと』。やっていることは変わらない」と笑う。

 ○…マルシェ巡りが趣味でも仕事でもある。いいものと出会うために「感覚をフルに研ぎ澄まして回る」。必ず作り手に話しかけ、どんな人が、どんな思いを込めているのかを聞く。「こだわりがあることは価値だから」。作品に込められたストーリーを広める街づくりに挑む。

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