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公開日:2020.09.18

高津消防団
防災功労で総理大臣表彰
東日本台風の活動評価

  • 表彰式に出席した持田団長(中央)

  • 台風通過後、側溝の汚泥除去を行う消防団員

 高津消防団(持田稔団長)は9月4日、総理官邸で令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰を受けた。これは、昨秋、東日本台風での住民避難の呼びかけや災害復旧活動が評価されたもの。市内消防団が表彰されるのは初。

 昨秋、令和元年東日本台風接近時、高津消防団団員68人が救助活動を行った。

 住民の避難を促すために個別訪問や河川からの浸水を防ぐ土のうの設置、避難所へ物資の搬送作業などを実施。また、台風通過後は、浸水被害を受けた地域の3日間にわたる排水作業や、側溝にたまる汚泥の除去作業など、災害復旧活動にも尽力した。

 今回の表彰を受けて同団の持田稔団長は「まずは被害にあわれた皆様には、謹んでお見舞い申し上げます」とし、「大変名誉ある賞を受賞でき、今後の活動の励みになる」と話した。

 高津消防団は、毎年、消防署と合同で行う水防訓練のほか、無線訓練や情報取集伝達訓練など各種災害に備えた訓練を実施している。持田団長は、「日々の訓練の積み重ねが、災害時の的確な対応につながる。今後も地域の安心安全を守るための活動を続けていきたい」と話した。

 この表彰は、災害時の救助活動や平時の防災体制の整備など、防災活動に貢献した団体、個人が対象となる。

 今年、表彰を受けたのは36消防団を含む9個人、76団体。市内では中原消防団も表彰された。

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