東日本大震災からまもなく11年。福島県の子どもたちを支援しようと、リサイクルショップの「WEショップ・たかつ」では、今年も3月11日(金)の売り上げの全額寄付を実施する。
地域でのリユース・リサイクル事業を通じてアジアの女性支援などを行う認定NPO法人WE21ジャパン・たかつ(水谷晶子代表)が運営する同店。定期的にアフリカやフィリピンなどへの募金や寄付を行う一方、東日本大震災直後から毎年、店頭募金や売り上げ寄付を通じて被災地の支援も続けてきた。3年ほど前から寄付先を認定NPO法人「FoE JAPAN」にし、同法人の「福島ぽかぽかプロジェクト」に協力している。
これは福島県の子どもたちが野外でのびのび遊べる場として、また親同士が被ばくについて語り合う場として継続して行われている保養プログラム。1万円で1人が2泊3日参加できるといい、昨年も3月11日の売り上げ全額の3万4460円を寄付している。「震災以降、いつまでも福島を忘れないという気持ちでさまざまな活動を続けてきた。皆さんにも買い物で子どもたちの支援に協力してもらえたら」と、水谷代表は思いを話す。
同店では市民から寄付された衣類や陶器、雑貨や小物などさまざまな品を販売している。営業時間は午前11時から午後5時30分まで。問い合わせは【電話】044・829・5238へ。
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