高津区子ども会連合会(石橋明彦会長)は7月1日、高津警察署で同会高津地区の子どもたちが警察の業務を学ぶ体験会を開催した。
毎年市制記念日の7月1日に単会ごとにさまざまな催しを行っていたが、ここ数年はコロナで中止に。今回は高津地区として初めての企画となった。当日は同地区13の子ども会から小学生35人が参加。3班に分かれ鑑識や逮捕術、パトカーの乗車などを体験した。
パトカー、白バイのコーナーでは、子ども用の制服や帽子を着用して順番に乗車。白バイに乗った女児(小3)は「座席が高くて速そうだった。かっこよかった」と笑顔を見せた。道場での武道逮捕術体験には、高津署で柔道と逮捕術の教師を務める岩本俊一さんが対応。逮捕術は「けがをさせずに捕まえるため、自分自身がけがをしないため」に必要だとし、突きや蹴りなどをお手本を見せながら指導した。鑑識を学ぶコーナーでは「世界中に同じ指紋を持つ人は一人もいない。犯人を見つけるための証拠になる」と署員が説明。実際の道具を使って自分の指紋を取る体験が行われた。警察の仕事に興味があって参加したという女児(小5)は「思ったより指紋がしっかり取れていてびっくりした。おもしろかった」と話した。
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