神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2022年9月23日 エリアトップへ

【web限定記事】 「カルッツかわさき」ホールを独占してピアノ演奏しませんか? 名物企画が好評、10月からはウェブサイトからの申し込みもスタート

文化

公開:2022年9月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
約2千人収容のホールで演奏する音楽愛好家
約2千人収容のホールで演奏する音楽愛好家

 カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター/川崎区富士見)の文化ホールに設置されているスタインウェイ社製のピアノを自由に演奏できる企画が好評を博している。9月で2年を迎える同企画は、これまで137人、リピーターを含めるとのべ247人(いずれも9月16日時点)が演奏を行った。多くの人に機会を広げようと、同施設は10月からウェブサイトで申し込みの受付を始める。

 「レッツ プレイ スタインウェイ」と銘打った企画は、同施設を多くの人に知ってもらうための普及事業に位置付けられている。大久保憲治コーディネーターによると、2020年4月から行われている。

 「約2千人の収容人数のホールで、2千万円のピアノを、2千円で自由に演奏できる点が大きな魅力」と大久保さんは強調する。平日に開催されることから、主に仕事をリタイアしたアマチュアピアノ愛好家が利用。夏休みになると、リサイタルに備えて練習する子どもの姿が見られるという。今年の3月には、人気ユーチューバーでもあるピアニスト角野隼斗さんが同ホールでコンサートを行った。「有名人が弾いたピアノに触れられる機会と、応募する人も少なくない」と大久保さんは言う。

10月からウェブで受付

 9月16日に行われた同企画に、横浜市瀬谷区から応募した山口祐子さんは「演奏すると音が降ってくるような感覚になる。音を独り占めできる。『汚い音』を弾くとすぐにばれてしまう」と語る。これまでも複数回利用し、母親や知人を呼んだ「こっそりコンサート」などの開催を通じて楽しみ、これからも利用したいという。

 「レッツ プレイ スタインウェイ」は同館で3カ月に1度発行する「カルッツニュース」で告知し、開催日の1カ月前に電話で受け付ける。申し込みは先着順で行われているが毎回、10分程度で定員に達する。申し込み日の時間に電話の前にいなくてはならないことから、同施設では時代やニーズなどを考慮し、ウェブサイトでの申し込み受付に変更することを決めた。

 大久保さんによると、5年前の開館当初は、スタインウェイ社製2台とヤマハ製1台を時間貸ししていた時代があったという。参加者の中には「ヤマハのピアノを弾かせてもらいたいとの要望は根強くある」ことを認識しつつ、「まずはできるだけ多くの音楽愛好家に利用し弾いていただきたい」と願う。

高津区版のローカルニュース最新6

平瀬川に今年も「風物詩」

平瀬川に今年も「風物詩」

こいのぼりに思い込め

4月24日

防災を学ぶ「備える。たかつ」

高津区役所危機管理担当

防災を学ぶ「備える。たかつ」

今回は「通信」 Webで配信

4月24日

つながりのきっかけに

多摩SDC

つながりのきっかけに

4月27日 登戸でマルシェ

4月19日

「カラス被害」今年もご用心

「カラス被害」今年もご用心

巣づくり、地元の対策は

4月19日

富士通、16年ぶりV

女子バスケWリーグ

富士通、16年ぶりV

 市スポーツ特別賞受賞

4月19日

生徒募集キャンペーン

大人気のバレエスクール

生徒募集キャンペーン

本紙から申込で入会特典あり

4月19日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook