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高津区 トップニュース経済

公開日:2022.12.09

協同組合高津工友会
「若手の力」で製品開発
初成果物は「キムチポット」

  • 玉井局長(左から3人目)を囲む関係者=写真上=と「特製キムチポット」

    玉井局長(左から3人目)を囲む関係者=写真上=と「特製キムチポット」

 川崎北部地域産業振興のために様々な取り組みを行っている「協同組合高津工友会」では、若手メンバーが中心となり、新たなものづくり等にチャレンジする「タカツクラフト」という組織を発足。先頃、その取り組みの成果物となる第1号製品が完成した。

発注元も「満足」

 「タカツクラフト」とは、高津区内を中心に、25社の町工場が各企業の技術を持ち寄り、1社では解決が難しい技術へ対応し、小規模なものづくり企業の販路の拡大を目的に新設されたプラットフォームの呼称。昨年11月、川崎市の中小企業間連携新規事業化モデル創出事業として採択されている。

 それぞれ町工場に務める若手がアイデアを出し合い、初めて完成に漕ぎつけたのが、キムチ製造販売業「おつけもの慶」(川崎区)が発注した「特製キムチポット」。発注元の企業では「SDGs」(持続可能な開発目標)推進の一環として、キムチを詰めるパックの削減を進めており、何度も使える容器はないかと模索する中、タカツクラフトの存在を知り、依頼。完成したキムチ専用ポットは、金属板を回転させながら、ヘラと呼ばれる棒を押し当てながら加工する「ヘラ絞り」と呼ばれる技術を活用。手作業で行い、臭いが漏れない機密性を追求した。おつけもの慶の渥美和幸社長は「蓋は皿として活用でき、スタイリッシュなデザインになった」などと話し満足そうな様子。同店では今後、この特製キムチポットを「特別なお客様」に贈る予定だという。

 またタカツクラフトのメンバーらは先月、玉井一郎川崎市経済労働局長を表敬訪問し、この第1号製品を披露。局長も「海外でも通用する技術とデザイン」と絶賛し、これからの事業拡大などに期待を寄せていた。

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