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高津区 コラム

公開日:2023.10.13

不定期連載コラム
違っているから、おもしろい!
第22回 川崎市から世界の文化を発信しました

 9月29日に「多文化共生 インターナショナルダンスフェスティバル」がカルッツかわさきにて開催されました。

 高津区で活動する私たち「THE アート・プロジェクト多文化読み聞かせ隊」から発展して設立された「カワサキ・インターナショナル・ダンスアクション(KIDA)実行委員会」が主催したこの企画。来年、市制100周年を迎える川崎市は、全国に先駆けて外国人市民の意見を市政に取り入れるなど、世界に開かれた都市です。この度のダンスフェスティバルのオープニングでは、総勢16名のガムラン演奏家が一同に介し、その演奏や「ワヤン」(影絵芝居)、ジャワ舞踊が披露されました。続いて、川崎市で長くたくさんのお弟子さんのご指導を続けて来られた花柳錦右さんご自身の振付で『多摩川』を。そしてボリビアフォルクローレ、フラ、ベリーダンス、アゼルバイジャンの民族舞踊が続きました。最後のブルガリア民謡とダンスには、ガイダという北マケドニアなどバルカン地方一帯で使われている珍しいバグパイプと太鼓が加わりました。

フィナーレは観客一体の「ブルガリア民謡」

 会場のロビーでは、川崎にちなんだ自作紙芝居を演じ続けている紙芝居や「もっちい」さんの紙芝居展示、このフェスティバルに先立って開催されたプレイベントのワークショップの数々(フラメンコ、クラシックバレエ、演劇)の様子の写真が展示され、また外国人支援センター(FRESC)の情報コーナーもあり、まさに多文化共生のイベントでした。開場とともにガムランの演奏も始まり、ロビーにいる方もインドネシアの雰囲気を味わうことができました。

 ステージの最後は、客席の方々も参加してステージにあがり、出演者と手と手を取って大きな円でブルガリア民謡を踊り、フィナーレとなりました。素晴らしい各地域の音楽とダンスをみなさんと共有できた夜でした。

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