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高津区 人物風土記

公開日:2024.01.19

JR武蔵溝ノ口駅の駅長に就任した
小野木 浩貴さん
横須賀市在住 53歳

「安全と賑わい」両輪が目標

 ○…昨秋、高津区の主要玄関口の一つ「JR武蔵溝ノ口駅」の駅長に。「乗降者がとても多いのでしっかりやっていきたい」と多くのやりがいを見出す。「高津区は警察や消防、行政との連携が深くて驚いた」と話し「先代の駅長が築いてきた関係性を大事にしていきたいですね」とニッコリ。

 ○…北海道出身。幼い頃から身体を動かすことが好きで、小学3年から野球部に。大学では185センチの高身長を活かしバレー部に転身。「アスリートか体育の先生」を将来像に思い描いていたものの、縁もあり32歳の時にJRに入社した。

 ○…初めて着任した駅は、逗子駅。「気候も穏やかで良かったですよ」と話し当時を懐かしむ。その明るい性格から駅利用者と仲良くなることも多く、コーヒーを差し入れて貰った経験も。駅の業務を一通り身に付けた後は営業部へ。車両の進行管理だけでなく、駅での催しの企画も担当するように。「この部署での経験が今に活きている」と振り返る。駅業務に戻り、茅ヶ崎駅では、当地ゆかりのアーティストの楽曲を発車メロディーに採用する施策を商工会議所と共に実施。「連日ファンがすごかったですね」と笑顔をみせる。また地元の小学校と連動して歩きスマホの啓発ポスターを駅に掲載したりとその功績は枚挙に暇がない様子。「楽しんでもらう事、何かメッセージを伝える大事さを学びました」と話し、駅の役割の神髄を理解していった。

 ○…趣味は「身体を動かすこと」で、ママさんバレーの監督も手掛ける行動派。自身の経験から「お客様につながることはみんなに挑戦してほしい」と、部下の主体性を大事にしながら「安全安心を第一に、楽しい催しが行える駅として両輪で頑張っていきたい」と意気込みを語ってくれた。

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