高津区 意見広告
公開日:2025.08.01
数値でみる川崎と高津 No.125 シリーズ
本当に急増?高齢者・障害者予算
みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
いまだ人口増が続いている川崎市においても、高齢化は着実に進んでいます。75歳以上の人口割合をみると、2013年の8・1%が2025年には11・7%へと構成割合は5割近く増えています。他方で就学前児童は、5・5%が4・2%へと25%減となっており、少子化傾向に歯止めがかかっていないことも示しています。
下記のグラフは、川崎市の予算の使い道を示したものです。高齢者や障害者の支出割合が大きい「保健・医療・福祉」予算の割合は、この12年間で増えておらず、ほぼ横ばいで推移しています。一般的には高齢化の進展に伴い、高齢者向け予算の割合も急増していると思われていますが、その認識は正しくありません。逆に「子育て支援」の予算割合はこどもの人口が減ってきている一方、12年間で約25%増となっていることと対象的であるといえます。
限られた予算をどのように配分するのか。それは、政治の重要な役割です。イメージに流されることなく、課題を具体的に踏まえた政策決定が、極めて重要となっていると私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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