高津区 意見広告
公開日:2025.08.22
市政報告
「川崎市も対象年齢引き上げ、一部負担金0円に!」市民の声を議会に届ける
日本共産党 川崎市議団 小堀しょうこ
7月24日の文教委員会で小児医療費助成制度に関する陳情の審査を行いました。
市の小児医療費助成制度は、中学卒業まで。小学4年からは一部負担金500円。この陳情は「一部負担金500円を無くして」「対象を18歳の年度末までに」というものでした。当日は沢山の方が委員会を傍聴し、8500筆の署名を届けました。
多摩川格差
川崎に住んでいると、多摩川の向こうは東京です。東京都は小児医療費助成制度、18歳まで。保育料無償化、学校給食費無償化、高校授業料無償化、様々な子育て施策があり「多摩川格差」と言われています。「多摩川格差を無くしてほしい」という声をよく伺います。
負担の公平性とは
市が制度を拡充しない理由に、制度の利益を受けない方との「負担の公平性」とあり「負担の公平性」とは、どういう意味なのか?質問すると市は「病院にかかるという事に関して、病院にすごくかかる方もいれば病院にかからない方もいる、負担のかかる人ばかりが優遇される」と答弁。
負担のかかる、病院にかかる人ばかり優遇される、とは病院にいくのはケガや病気があるからで、それを優遇されるとする市の答弁はおかしいと意見を言いました。
その後の委員会では「病院にかかる方が優遇されている、という答弁でいいのか」「負担の公平性といつまで言うのか」「虚弱で生まれたこどもはどうなるのか」など様々な意見が出ました。
陳情は趣旨採択に
私たち日本共産党の態度は1度目は「採択」でしたが2度目は他の会派の態度と合わせて趣旨採択としました。審査の結果は趣旨採択となりました。
趣旨採択とは、陳情の願意は理解できるものの、財政事情などの理由から、すぐにその実現が難しい場合に用いられるものです。
18歳まで。一部負担金0円へ。今すぐに
しかし、川崎市の財政は豊かなのですから小児医療費助成制度18歳まで、一部負担金500円を無くす事は、すぐにできる事です。
多摩川格差を無くし子育てしやすい川崎市にする事をこれからも求めていきます。
小堀祥子
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神奈川県川崎市高津区溝口5-11-20
TEL:044-200-3360
TEL:044-833-6596
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