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高津区 文化

公開日:2025.09.12

大正琴奏者笹子さん
小黒恵子童謡記念館で演奏
地域から約40人が参加

  • 演奏を披露する大正琴奏者の笹子さん(右)とピアニストの高橋さん

 諏訪の「小黒恵子童謡記念館」で8月30日、大正生まれの楽器「大正琴」を中心にしたリサイタルが開かれ、地域から約40人が参加した。

 当日は、小黒恵子童謡記念館の副館長で、大正琴奏者の笹子まさえさん=人物風土記で紹介=が、ピアニストの高橋晶子さんとともに、カッチーニの「アヴェ・マリア」やビゼーの「カルメン描出」などのクラシックや、BEGINの「島人ぬ宝」や「涙そうそう」といった、沖縄にゆかりのある楽曲を演奏。観客からは温かい拍手が送られた。

 さらに、大正琴に触れる体験の時間も設けられ、参加者は、「スーパーベース」など、さまざまな大正琴を演奏できる機会を楽しんだ。

楽器の魅力知って

 大正琴は気軽に音を奏でられることが特徴で、学校の授業にも取り入れられている楽器。笹子さんは2023年から奏者として活動しており、その魅力を知ってもらおうと、依頼を受けて各地のコンサートで腕前を披露している。

 また、自身のSNSアカウントで、演奏の様子を投稿する「毎日連続投稿企画」にも挑戦。加えて、コンサート開催を目標に東北在住の演奏仲間のもとに赴き練習を重ねるなど、地域を越えた活動にも力を注いでいる。

 笹子さんは「これからも、多くの人に大正琴の音色を楽しんでもらいたい」と語った。

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