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高津区 意見広告

公開日:2025.09.19

市政報告vol.026
学校体育館の空調整備について
あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 岩田ひでたか

◇夏の体育館は危険

 夏の学校体育館は危険です。体育館は授業や部活動で使用されるだけでなく、災害時には地域の重要な避難場所にもなります。子どもを熱中症から守り、避難場所の環境を整える為にも、空調整備は喫緊の課題です 

◇令和15年度全館整備へ

 8月27日の文教委員会で「川崎市立学校体育館等への空調設備整備方針検討状況について(中間とりまとめ)」の報告がありました。現在、体育館178棟のうち空調未整備は155棟(うち68棟は断熱化未了)、武道場51室のうち44室が未整備です。市は令和15年度までに全館の空調整備と屋根断熱の完了を目標にしています。

◇基本方針

 市は空調方式として個別分散熱源方式を採用し、目標室温を28度に設定。また防災の観点から停電時も稼働できる機器を選び、エネルギー源はライフサイクルコストや設置制約を考慮して、都市ガスを中心に必要に応じてLPガスを選定します。整備には国の補助を活用します。

◇断熱性能と維持管理費

 空調整備に断熱化は不可欠です。市も屋根断熱を進めていますが、性能指標は未設定です。一般住宅で使われる外皮平均熱貫流率(UA値)は建物全体の断熱性能を示す数値で、小さいほど性能が高くなります。断熱が不十分だと空調効果が半減し、エネルギーの無駄やランニングコストの増大に繋がります。そこで体育館にもUA値のような指標が必要ではないかと要望しました。引き続き取り組んで参ります。

岩田ひでたか

TEL:050-3479-9169

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