高津区 意見広告
公開日:2025.10.17
市政報告vol.027
DV(ドメスティック・バイオレンス)対策について
あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 岩田ひでたか
【1】DV相談の少なさ
9月19日の決算審査特別委員会(文教分科会)でDV対策について質問しました。
DVの相談先として『川崎市DV相談支援センター』や『かながわDV相談LINE』などがありますが、第3期DV防止・被害者支援基本計画の数値目標のうち「相談しなかった人の割合」が悪化しています。
【2】DVと児童虐待
DVは密室で起き、被害者意識が薄く、加害者の支配下にあるなどの理由から相談に繋がりにくいと考えられます。これは児童虐待と共通する特徴です。DV意識の向上と通報制度の周知が重要です。
【3】第三者通報制度
児童虐待は通報制度が整い、安全確認も条例で定められています。
DVの通報先は上記相談支援センターなどですが、安全確保は警察に委ねられています。しかし被害者は成人のため、本人意思の尊重から保護に繋がりにくいという課題もあります。
【4】アウトリーチ型支援
潜在的被害者の生活圏に直接出向く「アウトリーチ型支援」も重要です。他都市の先行事例を調査・研究するよう市に求めました。
小さなSOSを見逃さず、誰もが安心して相談できる地域社会づくりに取り組んで参ります。
岩田ひでたか
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TEL:050-3479-9169
- 関連リンク
- かながわDV相談LINE
- 川崎市DV相談支援センター
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