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高津区 意見広告

公開日:2026.01.01

市政報告
「安全安心なまちづくり」へ着実に!
公明党川崎市議会議員団 平山こうじ

 新たな年が幕を開けました。

 昨年も自然災害の猛威に対する備えについて、再考を促すシーンが多々ありました。課題をクリアするために一層、行政と地域が手を携え、人馬一体となるが如く、危機意識を共有して乗り越えていくことが大事です。今回は令和7年第4回定例会で一般質問に登壇した内容の一部を抜粋して紹介します。

◆学校校庭で発生した陥没原因の究明

 問:昨年に市立西梶ヶ谷小で確認された校庭陥没と沈下事象について夏季休業期間中の掘削調査結果、及び市内全学校の安全確保について伺う。

 答:ダスト置場直下に空洞があり、設置工事における土の締固め不足が原因、水飲み場側の沈下は木片等の建築廃材(トラック2台分)が発掘され、木片の腐食収縮が原因と考える。(教育次長)子ども達が安全に運動できる環境を整えることは重要と認識。沈下兆候があれば速やかに補修するなど校庭の環境整備に努める。(教育長)

◆橘樹歴史公園・復元倉庫の防火対策など

 問:令和6年第4回定例会の一般質問で文化財的価値を踏まえた防火対策の重要性を確認したが、その後の対応と将来的な防火対策の強化等を伺う。

 答:地元の千年町会と自主防災訓練を昨年11月に実施。復元倉庫への放水訓練を通じて初期消火に対する意識向上が図られた。(消防局長)行政と地域が連携した訓練の実施は非常に有意義なものと考える。今後も文化庁や学識者の指導のもと防火対策の充実を検討する。(教育次長)

◆記録的短時間大雨への対応について

 問:市民と危機意識を共有して自助・共助の防災力向上の取組みを考える上で、丁寧な纏めと情報公開、支援強化を重点的に進める事が必要。

 答:浸水被害の状況を浸水実績図に反映・公開し、防災啓発冊子や市ホームページほか、関係局区と連携・協力して取組みを進める。(危機管理監)気候変動の影響による災害リスクの増大が懸念されている。あらゆる危機事象に備え、公助によるハード対策のみならず、自助・共助の防災意識の情勢を図っていくことが重要。自律的な活動を促していくための支援策について検討を進める。(市長)

◇  ◇  ◇

 気象庁と国土交通省は新たな防災気象情報の運用を令和8年5月下旬から始めると発表しました。例えば”記録的短時間大雨情報”は「気象防災速報」の名称に付される取扱いが見込まれ、出水期前に混乱させず大きな改変内容を周知出来るかが課題です。今後の関係情報を注視して参りたいと思います。

平山こうじ

川崎市高津区千年910-10

TEL:044-798-1397

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