高津区 スポーツ
公開日:2026.10.09
中学生ボウラー小田島一路さん 大会新で日本一 決勝ではパーフェクトも
今年8月にボウリングの全国中学生選手権で優勝した中学3年生の小田島一路(いちろ)さん(多摩区在住)が9月30日、福田紀彦市長に表敬した。大会新記録での日本一や決勝戦でのパーフェクト達成の報告を受け、福田市長は「聞いたこともない好スコア。将来が楽しみ」と称えた。
小田島さんが出場したのは中学ボウリングの最高峰ともいえる大会。各都道府県から選抜された154選手が一堂に会し、予選9ゲーム、決勝3ゲームの計12ゲームの総得点を競う。
小田島さんは1・2年生の時にも同大会に出場したが、入賞は果たせなかった。ラストイヤーの今年、磨いたのはコントロール。投球時にはレーン上に目標点を定め、緩急や回転量などを鍛え、思い描く軌道に乗せられる技術を身につけた。身長は1年間で9cm伸び、体重も増加。球威とフォームの安定性を手に入れた。
パーフェクトも達成
ボウリング1ゲームでの最高点は300点。大会では予選から着実にスコアを重ねるも、5ゲーム目には170点台と失速してしまった。苦しい中でも気持ちを切り替え、次のゲームでは260点台と好スコアでリカバリー。勢いそのままに首位で予選を突破した。
決勝では「1ゲーム目が大切」と意識して臨んだ。1投目でストライクを取ると緊張がほぐれ、集中力が増した。投球を重ねるたびに研ぎ澄まされ、12投すべてでストライクを取るパーフェクトを達成した。上位4人が昨年までの最高得点を上回るハイレベルな戦いの中、2位に75点差をつける2965点をたたき出し。栄冠を掴んだ。
小田島さんは「大舞台の決勝戦でパーフェクトを出し、優勝できてうれしい」と喜びを語った。
「夢のプロ」目指す
小田島さんが競技を始めたのは3歳の時。高津区溝口の「ムサシボウル」で女子プロ選手に声をかけられたことがきっかけ。以降、放課後や休日に同ボウリング場で練習に励み、中学陸上部に所属し体幹や足腰の強化に取り組んでいる。「プロボウラーになる」という夢をかなえるため、挑戦を続ける。
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