ダイエー向ヶ丘店(吉村芳也店長)は駐輪場を改修し、電磁ロックによる固定式を導入する。同店利用客以外も駐輪できるように一般開放し、周辺で多発する自転車盗難を防ぐ狙いもある。今月28日に着工し、6月25日から運用する予定。
電磁ロック式は決められた駐輪台に自転車を載せると自動的に車輪が固定される仕組み。防犯効果があり、自動精算機で駐輪時間に合わせた料金を徴収することもできる。
同店では現状の駐輪スペースと同じ位置に整備する計画。自転車450台を収容し、30台分のバイク用スペースも設ける。
料金は店舗の利用に関わらず2時間まで無料。2時間を超えると自転車は12時間まで100円、125CC未満のバイクは200円、125CC以上のバイクは300円。自動精算機で後払い。
多摩警察署によると、向ヶ丘遊園駅周辺は区内でも自転車の盗難が多いエリアという。登戸駅や向ヶ丘遊園駅周辺の市営駐輪場の一部にはすでに同様の固定式を導入しており、盗難対策に効果をあげているという。
同店の月野隆博副店長は「当店の利用以外にも地域の商店街での買い物でも利用できます。盗難対策としてもぜひ利用ほしい」と話している。
全面リニューアルも
今回の駐輪場整備は9月中旬に予定している全面リニューアルを踏まえたもの。エスカレーターやスロープなどを新設してバリアフリー化を図り、回遊性を高めるのが狙い。専門店街には大きな変更はないという。
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