麻生区にある「医療法人社団晃進会 たま日吉台病院」などを運営する新富士病院グループは、近年高まる「在宅医療」の需要に応え、同院グループが運営する訪問看護ステーションで訪問看護体験を実施する。人材確保を目指し、地域の在宅医療サービスの充実を図る。
在宅医療に対応する同院グループの「訪問看護ステーション」の啓発と充実を目的とし、「訪問看護師・職場体験」が実施される。
その背景には「看護師、特に訪問看護の現場での人材不足という課題がある」と同院グループ広報室の三上康之さんは話す。職場体験では准看護師、看護師の有資格者を対象に、訪問看護の現場への同行、看護記録などを行う。
三上さんは「看護師の中でも、訪問看護の仕事はどこまでの領域なのか、仕事の内容がよくわからないなどの声が多い。この機会にそういった声を払拭できれば。多くの看護職の方が復職するきっかけにもしていただきたい。地域在宅医療サービスのさらなる充実に貢献したい」と話す。
職場体験の会場は「医療法人社団三医会 訪問看護ステーション 長沢ひまわり」（多摩区長沢１の27の６第５松沢マンション１０４号）と「医療法人社団晃進会 訪問看護ステーション よろこび」（青葉区美しが丘西２の３の２）。参加費無料。日時は申込み者の都合に合わせ、随時受け付けている。
問い合わせ・申し込みは「長沢ひまわり」（【電話】０４４・９７７・９６７４）、または「よろこび」（【電話】０４５・９０９・５８４０）まで。
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