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観光3団体解散、新組織へ 推進協議会の総会で承認

掲載号:2014年3月28日号

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20日の総会で解散が承認された(区役所会議室)
20日の総会で解散が承認された(区役所会議室)

 多摩区観光推進協議会の臨時総会が今月20日、多摩区役所で開かれた。今月末に正式に解散し、区内の稲田多摩川観光協会と稲田堤観光協会の両会と事実上統合する形で新組織「多摩区観光協会」を設立することが承認された。

 多摩区観光推進協議会は、多摩区を観光エリアとして広報宣伝し、地域活性化や商業振興を図ることを目的に07年に設立された。区内の行政施設や企業、交通機関、大学、市民団体などが所属。市内外に多摩区の観光情報を発信し、地域イベントの支援や他都市との交流に取り組んできた。

 一方、稲田多摩川観光協会は1948(昭和23)年、稲田堤観光協会は1956(昭和31年)に発足。両会とも多摩川梨のもぎ取りを中心に発展してきたが、栽培農家の減少とともに活動規模が縮小してきた経緯がある。

 川崎市観光協会の傘下にある組織が区内に3つある状況について、会員から「対象地域や役割が明確でない」といった意見が挙がり、新たな組織づくりが検討されてきた。

 稲田多摩川観光協会の原島弘会長は「これまで観光は多摩川梨のもぎ取りと一心同体でやってきたが、都市化が進む中で梨は宅配が主流となっていった。66年の歴史を発展的に継承していきたい」と話す。

 「多摩区観光協会」は4月23日に開かれる総会で正式に設立される見通し。会長には同協議会の末吉一夫会長が就任し、原島会長と稲田堤観光協会の樋山智也会長が顧問に就任する。

 4月上旬には区内の桜の名所を巡るバスツアーを開催する計画で、今後も季節ごとのツアーやイベントを企画している。

 末吉会長は「多摩区には生田緑地など観光資源が豊富。先輩たちの意思を継いで地域一体となって観光事業の活性化を図っていきたい」と話している。

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