川崎の夜に轟く爆音。打ち破られた堅固な壁から超大な人影が頭を出し、立ち尽くす人々を見つめる―。
人気漫画『進撃の巨人』の世界観を初めてプロジェクションマッピングで描き出す「アタック・オン・ザ・リアル」が4月10日から12日まで、ラゾーナ川崎で開催された。
『進撃の巨人』は諫山創氏が別冊少年マガジン(講談社)で連載し、高津区在住の川窪慎太郎さんが編集者を務めている。海外でも若者を中心に絶大な人気を集める。今回のイベントは最新13巻の発売を記念して講談社が主催した。
近隣の地上27階建てのミューザ川崎セントラルタワーの一面にCGを駆使した60メートル級の巨人が出現すると、観客の歓声が湧いた。10分にも及ぶ映像は、三次元的に宙を舞う主人公たちと迫りくる巨人との攻防がめまぐるしく展開し、迫力満点。初日にはアニメ版の声優らが登場し、会場は詰め掛けたファンの熱気が充満していた。
会場を訪れ、映像を楽しんだ伊藤知尋さん(24)は「前から楽しみにしていたので感動した」と笑顔で話していた。
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