市民グループ「地域から平和を考える会」が27日（土）、映画とトークの会を多摩市民館で開催する。
上映するのは映画『阿賀に生きる』。92年に製作された作品で、新潟県の阿賀野川流域で発生した新潟水俣病と向き合いながら厳しい自然と共に人生を豊かに生き抜く人々を映し出したドキュメンタリー。福島原発事故を新たな視点で見直そうと、上映会が全国各地で開かれているという。
上映後には、同映画の制作発起人にもなった新潟水俣病・安田患者の会事務局の旗野秀人さんの講演が開かれる。
同会の瀬川さんは「日頃報道されない現代社会の現実を、地域で考えてみませんか」と市民の来場を呼びかけている。
午後１時開場。上映は１時30分から３時30分まで。講演は３時30分から４時30分まで。会場は多摩市民館第１会議室。資料・お菓子代として５００円が必要。
問い合わせは同会の森さん（【電話】０４４・９５４・２４３０）または鈴木さん（【電話】０９０・４８２２・０３２７）。
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