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公開日:2015.07.10
宿河原1交差点
渋滞対策で7分超短縮
市が効果を発表
渋滞対策の結果、府中方面に向かう宿河原1丁目交差点付近の通過時間が最大で7分20秒短縮――。川崎市は先月30日、第2次緊急渋滞対策の効果を発表した。
川崎市は昨年2月、第2次緊急渋滞対策として▽京急川崎(大)第2踏切(川崎区)▽元木交差点(川崎区)▽溝口交差点(高津区)▽稲生橋交差点(多摩区)▽宿河原1丁目交差点(多摩区)――の市内5カ所を選定。コストを抑えるため、道路の構造を変更するような工事は行わず、車線や信号制御の改良を施した。
今回、効果が発表されたのは宿河原1丁目交差点と溝口交差点の2カ所。
宿河原1丁目交差点は川崎市立多摩病院前に位置し、市道幸多摩線(多摩沿線道路)と市道小杉菅線(南武沿線道路)が交差する。近くの登戸駅北側交差点の右折レーンは世田谷町田線や府中方面に向かう車両が集中し、直進車の通行を妨げていた。そのため、宿河原1丁目交差点の通過も妨げ、市道幸多摩線で渋滞が発生していた。12年10月に実施した調査では渋滞ピーク時の府中方面の通過時間は12分50秒で最大渋滞長は640メートルだった。
川崎市は昨年9月に登戸北側交差点の右折レーンを延伸させ、交通の円滑化を図った。先月に実施した調査では最大通過時間が5分30秒となり、7分20秒の短縮。最大渋滞長は420メートルで220メートル短縮した。
国道246号と県道川崎府中が交差する溝口交差点は、信号機を改良したことによって最大通過時間が6分17秒短縮、最大渋滞長が195メートル減少できたとしている。
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