振り込め詐欺の被害を防ごうと、オレオレ詐欺を想定した窓口対応訓練が11日、川崎信用金庫長沢支店で行われた。主催は多摩警察署。
訓練は、息子を装う男性からの「電車の中にカバンを忘れた。中には携帯電話や会社の小切手が入っていた。取引先との商談のため1時間後に200万円必要だから立て替えてほしい。同僚が取りに行く」という話を信じた高齢者が来店したと想定。警察官が高齢者役となり、長沢支店の職員が窓口で対応。「早くして!お金が必要なんだ!」と声を荒げる高齢者に対し、専用のチェックカードを使い冷静に対応した。
対応にあたった鈴木麻佑子さん(31)は「相手に寄り添うようゆっくりと話すことを心掛けている。『息子から連絡が来て』『現金が急ぎで必要』といったケースは注意している」と話していた。
多摩警察署によると、年内に多摩区で発生した振り込め詐欺は8件(3月末時点)。昨年比で5件多く、昨年より早いペースで増えている。特に、午後6時以降の電話で無人のATMやコンビニに誘導するケースが目立つという。
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