横浜弁護士会は4月から名称を「神奈川県弁護士会」に変更し、新たなスタートをきった。1日には横浜市中区の弁護士会館でプレートの除幕式が行われ、三浦修新会長や竹森裕子前会長らが出席した。
県内唯一の弁護士会である同会。三浦会長は「県全域を対象とする弁護士会として、名称変更で県民に分かりやすくなった」と話し、今後も法的な支援に尽力することを誓った。当日夜、中区内のホテルで開かれた会名変更記念式典には、同会会員をはじめ黒岩祐治神奈川県知事、県内選出の国会議員、横浜地方裁判所や横浜地方検察庁などの法曹関係者らが集った。
同弁護士会は1880(明治13)年、「横浜代言人組合」として発足。1893(明治26)年に横浜弁護士会となり、130年近い歴史を持つ。
名称変更は30年ほど前から検討されており、昨年5月の総会で賛成多数により決まった。中区の本部のほかに川崎、横須賀、県西、相模原の4支部があり、会員数は約1500人。
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