市政報告 進む五反田放水路整備 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
五反田川放水路整備事業が着々と進められています。今年の2月からは多摩川への放流施設周辺の工事が進められており、2020年度の完成を目指しています。
水害繰り返した五反田川
五反田川は流路延長4・8キロ、流域面積8キロに及ぶ都市河川です。麻生区の細山地内を源に、小田急線に沿って蛇行しながら下り、東生田地内で二ヶ領本川に合流します。区内でも住民に親しまれており、沿川の草花や川に生息する生き物たちが季節ごとに住民たちの目を楽しませています。
そんな五反田川ですが、高低差が著しいため、激しい雨が降って水量が増すと流れが速くなります。過去には、五反田川の下流部と二ヶ領本川の合流部での急激な水位上昇によって川が氾濫し、川沿いの道路や土地に浸水するなど度重なる水害を繰り返してきた経緯があります。
五反田川は、住宅や施設が立ち並ぶ地域を流れています。そのため、河道の拡幅や掘削による河道改修が困難な状況となっていました。
治水対策として放水路を整備
川崎市ではこのような状況を改善しようと、抜本的な治水対策として1992年度、五反田川の洪水時に地下トンネルへ水を流入させ直接多摩川に放流する「五反田川放水路整備事業」に着手。計画高水流量の負担を軽減させるため、五反田川と多摩川の水位差を利用し地下河川で直接多摩川へ放流する計画です。これにより、面積にすると341・2ヘクタール、家屋数にすると7089戸の浸水想定被害が解消される予定です。
水害などの災害対策はまちづくりの基本です。完成までの期間が長く、工事の目的を把握していない新住民の方にも、安心して暮らせる住み良いまちづくりを知ってもらい、今後もしっかりと見守っていきます。
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4月19日