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多摩区・麻生区 意見広告

公開日:2016.10.07

市政報告
川崎市の高等学校  奨学金制度について
民主みらい川崎市議会議員団 露木明美

 本市の高等学校奨学金制度は、世帯所得制限と学業成績が5段階評価で3・5以上の基準を満たしている生徒が受けられる制度です。高等学校を修了するまでには多くの学費がかかり、在学途中に経済的な理由により、やむなく退学することに対する歯止めとしても大切な制度です。他都市にも例の少ない、返済義務のない給付型の制度となっています。



 しかし、最近は経済的に困窮する家庭が増え、基準を満たしているにも関わらず給付を受けられないケースが増加しています。



予算不足が課題



 奨学金には入学支度金と在学中に毎年受けられる学年資金の2種類ありますが、学年資金だけをみても2014年度は応募者717名、認定者597名、2015年度は応募者899名、認定者574名となり年々増加しています。



 15年度に認定不可となった325名の生徒のうち、世帯所得・学業成績共に基準に達していた生徒は141名にものぼりました。



 この理由は予算不足によるものです。



 この問題について決算審査特別委員会で私、露木明美が質疑し、あと予算が920万円あれば基準に達した生徒全員に給付できたことが明らかになりました。今後はこのような事態にならないよう前年度の認定状況や申請推計を基にしっかり予算計上するよう求め、市当局からは必要な予算の確保を求めていく旨の答弁がありました。



 高等学校奨学金制度の充実を求め、今後も子どもたちが安心して学べる環境を作っていきたいと思います。

 

民主みらい川崎市議会議員団 露木明美

川崎市多摩区西生田2-1-3

TEL:044-299-8184

http://blog.goo.ne.jp/akemi10-19 http://tsuyuki-a.com

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