神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2017年3月31日 エリアトップへ

高橋元市長 語る会に100人 追悼本発行 足跡振り返る

政治

公開:2017年3月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
高橋元市長の思い出話に聞き入る出席者
高橋元市長の思い出話に聞き入る出席者

 元川崎市長の故・高橋清さんの追悼本『高橋市政が川崎に遺したもの〜バブル崩壊の試練の中で』(一般社団法人川崎地方自治研究センター発行)の出版記念と、同氏を偲ぶ集会が3月12日、川崎市労連会館(川崎区)で開かれた。

 高橋さんは市立古市場小学校(幸区)の教員を務め、川崎市教職員組合執行委員長、川崎市助役を経て1989(平成元)年11月、市長初当選。2001(平成13)年11月までの3期12年市政に携わり、15年7月3日に90歳で亡くなった。

 一昨年の訃報を受け、市教職員組合や自治労関係者らが同氏の業績、小学校教諭としての横顔などを1冊にまとめ、出版記念の追悼集会を企画。実行委員会を発足させた。

 この日は高橋さんと縁の深かった行政、教育関係者や市民ら約100人が出席し、市長や教員時代の足跡を振り返った。

 「父を語る」をテーマに登壇した、次男で大阪経済大学の高橋亘教授は「(市長の)仕事についてあまり語る父ではなかったが、時々嬉しそうにしていた。川崎を愛していた」と語った。また、303ページにわたる本を手に「父はこういうことを一番喜ぶ」と述べ「小学校教員だったことを誇りに思っていた。書いてくれたことは嬉しい」と感謝を口にした。

 助役として高橋市長を支えた木口榮さんは「政策を出す時『市民目線で考えよ』と言われていたのを思い出す。職員に温かく優しい。中小企業にも手厚く展開した」と懐かしんだ。

 高橋さんの長男で東京大学教授だった故・進さんと親交の深かった早稲田大学の坪井善明教授は、進さんが提起した市職員の海外研修制度に触れ「研修生の多くがその後、区長や局長を務め市の屋台骨を背負った」と回顧。高橋市政について「日本の地方行政の革新の火を灯した。市民中心の政治を行った」と評した。
 

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

『川崎の町名』改訂版発行

『川崎の町名』改訂版発行

日本地名研究所が編集

4月20日

麻生区小学校に絵本寄贈

川崎新都心街づくり財団

麻生区小学校に絵本寄贈

市長から感謝状受ける

4月19日

新百合で演芸座

新百合で演芸座

27日から29日の3日間

4月19日

菅で春のコンサート

菅で春のコンサート

4月21日 入場無料

4月19日

仮囲いで歴史伝える展示

旧市民ミュージアム

仮囲いで歴史伝える展示

4月19日

つながりのきっかけに

多摩SDC

つながりのきっかけに

4月27日 登戸でマルシェ

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook