神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2018年2月16日 エリアトップへ

磨けば光る多摩事業 音楽と絵 個性込め 障害児ら、集大成の発表会

社会

公開:2018年2月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
本番に向け、予行演習する講師と受講生ら=12日、宮前市民館
本番に向け、予行演習する講師と受講生ら=12日、宮前市民館

 障害のある子どもたちが出演する音楽と芸術の発表会が、多摩市民館で2月18日に開催される。川崎市の委託を受けて市民提案で行う「磨けば光る多摩事業」の一つ。一般社団法人カナウェル(岩永浩二代表)が企画する講座の受講生たちによる、集大成の場だ。

 今回の発表会は「多摩区障がい児の為の夢を叶えるチャレンジ教室」と題した、宮前区の団体「canawell」(カナウェル)による活動の最終回。当日は音楽と絵の二本立てで、受講生が「夢をかなえてドラえもん」の歌とピアノ伴奏、ピアニカや打楽器の演奏を披露。大きな色画用紙を舞台の壁に貼り、講師のギター演奏の音色を聴きながら、感じるままに絵を描く。

 この日に向け、障害のある子どもを対象に、同団体が音楽と絵画の無料講座2コースを全5回ずつ、昨年9月から月1回開講。区内在住の小学生と高校生12人が参加した。

 同団体では国の助成事業「子どもゆめ基金」を活用し、ダンスやマジック、ミュージカルをプロ講師らの指導のもと実演できる体験型教室を、県内の養護学校を中心に一昨年から実施。これまで1日限りの開催だったが、「複数回コースで受けたい」との要望を受けて今回初めて実現した。

 鍵盤楽器を指導した、同団体理事で音楽担当のJENI(ジェニ)さんは「2、3回と日を重ねるごとに受講生との会話もはずむようになり、仲良くなれたのが大きい。保護者とも上達する喜びを共有できた」と手応えを語る。

 18日の本番は多摩市民館大会議室で午後1時30分から3時、参加無料。定員150人で入退場自由。

 区内の公益活動を、NPOや町内会など提案団体が区に代わり実施する「磨けば光る多摩事業」は、06年度に開始。今年度は公募8団体から、カナウェルとNPO法人多摩川エコミュージアム、丘の上カフェ実行委員会の3団体が選ばれた。

多摩区版のトップニュース最新6

「電子商品券」導入へ

川崎市

「電子商品券」導入へ

 ふるさと納税の返礼品に

3月15日

自転車盗 前年比94件増

区内刑法犯認知件数

自転車盗 前年比94件増

社会活動活発化が背景

3月15日

作品の世界を発信

バンドトゲナシトゲアリ

作品の世界を発信

川崎が舞台のアニメで

3月8日

「今を自分らしく生きる」

枡形在住青山恵さん

「今を自分らしく生きる」

東日本大震災から13年

3月8日

「四季の彩に親しむ樹木」に

生田新広場記念植樹

「四季の彩に親しむ樹木」に

区民投票で449票を獲得

3月1日

名人の思い 紙芝居で披露

のらぼうプロジェクト

名人の思い 紙芝居で披露

故・高橋さんの母校 菅小で

3月1日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月8日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 2月2日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook