多摩区・麻生区 社会
公開日:2018.04.13
多摩消防団
初の女性、13人迎え始動
広報など活躍に期待
発足から今年で50年を迎える多摩消防団(井田哲芳団長)に初めて女性団員が誕生した。今月7日に多摩消防署で辞令交付式が行われ、井田団長から辞令を受けた。
市内の消防団では、これまで多摩区と麻生区のみ女性が入団していなかったが、他区では女性団員が広報活動やイベントなどで活躍していることを受けて両区でも募集。多摩区では稲田地区で8人、生田地区で5人の計13人が手を挙げた。
辞令交付式であいさつした多摩消防署の白石与志夫署長は「50周年という大きな節目の年。女性ならではの活動を通じてぜひ活躍してほしい」と激励。井田団長は新入団員に向けて「先輩団員の背中を見てさまざまなことを学んでほしい」と話し、女性団員については「まだ入ったばかりなので徐々に。広報活動などをお手伝いしてもらえたら」と期待を込めた。
宿河原町会の婦人消防ポンプ隊で活動してきたことをきっかけに、稲田分団に入団した大久保良枝さん(55)は「ポンプ隊をやってみたら楽しかった。入団して気持ちが引き締まった」とコメント。生田分団に入団した大久保明美さん(55)は「まずは知識を入れて、地域の消防活動の担い手になれれば」と意気込みを語った。
多摩消防団は1968年6月発足。菅、中野島、登戸、宿河原・堰、長尾の5班による稲田分団、東生田、中央生田、長沢、大作の4班による生田分団で構成されている。
今年の団員数は、女性13人を含む23人の新団員を迎え、総勢168人。昨年の156人から12人増えたが、先月定員が160人から175人になり、欠員状態が続く。
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