市政報告 中学校給食「おいしい」8割 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
2018年度が始まり、私は環境委員会の委員長に就任しました。環境局、港湾局、上下水道局、交通局を所管している環境委員会では、市民生活に身近な内容を扱っています。今年度も皆さんの安心、安全を守るため、さまざまな取り組みを推進していきます。
区内7校で提供
川崎市が取り組んできた「中学校完全給食」が昨年12月に市内全52校で実現し、新入生を迎えた今年度も4月12日から給食の提供が始まりました。多摩区では、中野島中が「自校方式」で校内調理を行っているほか、中部給食センターから稲田中、北部給食センターから他5校へ給食が配送されています。学校の規模や立地などによって学校間の格差が生じないように全市統一の献立が基本となっており、文部科学省の設定した基準を目安に栄養バランスのとれた献立が作られています。
今年2月に市教育委員会が行った「中学校給食に関するアンケート」では、生徒の約83%が「おいしい」「どちらかといえばおいしい」と回答。7割近い生徒が「いつも残さず給食を食べている」と答えました。また、保護者の約97%が「給食が始まってよい」「どちらかといえばよい」と回答しており、給食導入を好意的に受け止めていることがわかります。
食育については、保護者の約9割が「関心がある」「どちらかといえば関心がある」とし、給食への期待が垣間見えます。中学校給食における食育の一環として、献立に市内産農産物「かわさきそだち」が使われていますが、これについて「知っている」と回答した生徒は約44%でした。地産地消を通して地域への愛着を深め、生産者への感謝の心を育てることも給食の大きな役割です。今後もさらなる取り組みを推進していきます。
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3月29日