多摩消防署と小田急バス(株)登戸営業所による合同の消防訓練が今月8日、同営業所で行われた。署員や同社社員ら30人以上が訓練に参加し、危険物事故における警防体制の強化を図った。
危険物安全週間にあわせたこの訓練は、危険物を保有している多摩区内の事業所で毎年場所を変えて実施している。今回は、路線バスが普通自動車と正面衝突し、バスの燃料タンクから燃料が漏れたことを想定。事故発生時の対応や通報、逃げ遅れた乗客の救出、火災防ぎょなど一連の流れを確認した=写真。
白石与志夫署長は「役割分担を十分意識していて、非常に良好だった。今後も安全かつ迅速な活動に取り組む」と講評。同営業所の中村豊所長は「事業者としても日頃から安全を意識し、事故防止に努めていく」と話した。
同日は、区内の52の事業所が所属する多摩消防研究会の安全管理講習会も実施。会員らは同訓練を見学したほか、小田急バスの安全管理体制や昨年度の危険物事故の概要について講義を受けた。同会の増田隆会長は「危険物を保有する事業所だけでなく、人が集まる大学等も会員。研究会というと座学と思われがちだが、実践的な訓練から学んでいる」と話していた。
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