全国的に記録的な猛暑が続く中、川崎市内では今年5月から8月1日までの熱中症による救急搬送が、362件(8月1日時点・速報値)で、昨年5月から9月末までの累計294件を大幅に上回っている。
市内で熱中症の救急搬送が過去最多だったのは2013年の522件。同年の7月末時点の累計は274件で、今年はすでに70件上回っている。
また、1日の市内の救急出場件数では、7月21日に310件で過去最多を記録。このうち熱中症患者は21件を占めた。
8月中も暑い日が続くことが予想されており、市消防局の担当者は「台風が過ぎて、8月に入り、また出場数が増加し始めている。予防を心掛けてほしい」と話していた。具体的には、体を締め付けない、涼しい服装とこまめな水分・塩分補給を心掛けること。また室内では温度をこまめにチェックし、28度を超えないよう気に掛けること、炎天下での無理な運動は控えることを呼び掛けている。
今年の熱中症の発生状況を見ると「屋外」が175件で、「屋内」は168件。世代別では75歳以上の搬送人員が112件と最も多い。また、65歳以上の搬送人員161件のうち、室内で過ごしていた人は78人と約半数を占めている。時間帯別でみると、午後6時から午前6時までの夜間に69人が搬送されている。市は「日が落ちてからも注意が必要だ」としている。
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