枡形中学校体育館などを拠点に活動するフロアボール男子U19の日本代表チームが先月27日から29日まで、ニュージーランドで開かれた世界選手権アジア・オセアニア予選大会に出場。1位通過し、来年5月にカナダで行われる本大会への切符を手にした。
フロアボールはスティックとプラスチック製の軽いボールを用いた競技。アイスホッケーに似た競技スタイルで、室内コートで6人編成の2チームが対戦し、得点を競う。
予選大会は強豪のオーストラリア、自国開催のニュージーランドとの総当たり。各国譲らぬ戦いで全試合が引き分けとなったが、総得点で日本が1位に輝いた。
日本代表19人のうち10人は市内クラブの出身者。中野島総合型スポーツクラブ「ビルネ」で競技を始めた選手も歴代活躍しており、今大会では主将の高橋飛翔選手(17)をはじめ、稲田成雄選手(14)、高橋空優選手(15)、本山春樹選手(15)、霜山稜介選手(18)が出場。予選大会ベスト6にも選ばれた高橋主将は、「引き分けは予想だにしない結果だったが、1位となりキャプテンとして最低限の役割は果たせた」と振り返る。
前回も世界大会に進出したが、予選4試合を全敗に終わっている。前大会で主将だった兼重涼コーチ(20)は「本大会は長期間の試合になる。選手の体力づくりをしていけたら」と先を見据える。
本大会に向けては、春休みの時期に合宿を行うなど練習を強化。加藤宗一監督(63)は「まずは1勝。プレーに徹して、最後まであきらめないチーム。いい結果が残せると思う」と期待を込めた。
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