多摩区・麻生区 文化
公開日：2019.02.01
多摩署で武道始式
柔剣道、威勢よく
多摩警察署（佐宗茂署長）で１月25日、毎年恒例の「武道始式」が開催された。警察関係団体や来賓が集まる中、若手署員らが日頃の鍛錬の成果を披露した。
多摩署管内の職員による高点試合（勝ち抜き戦）では、柔道、剣道それぞれ13人ずつが対戦。互いに声を掛け合い、白熱した試合を繰り広げた＝写真。県警特別訓練員を相手にする五人掛けでは、全国優勝レベルの難敵に果敢に立ち向かう選手の姿が見られた。
このほか、実践逮捕術として「痴漢被害に遭わないために」と題した演技を披露。昨年、区内の痴漢・盗撮の検挙件数が県内ワースト３位だったことを受け、わいせつな行為をした犯人逮捕までの動きを実演した。
石本孝弘多摩区長は「すばらしい強靭な姿に日頃のたゆまぬ努力、訓練の成果を感じた」と激励。佐宗署長は「多大な協力を得ての開催。寒稽古の成果が出たのでは」と話し、「犯罪の中で振り込め詐欺が増えている」と参加者に注意を呼び掛けた。
高点試合の結果は以下の通り（敬称略）。【柔道】▽優勝／木下泰斗（29）▽準優勝／木賊浩一（41）▽３位／上加世田真之（24）【剣道】▽優勝／坂上佳寛（37）▽準優勝／長谷川康太（29）▽３位／葛西勝平（23）
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