多摩区の伝統野菜「のらぼう菜」と川崎区の名物キムチ店がコラボした「のらぼう菜キムチ」が今月上旬まで販売された。今月10日には、生産農家と製造販売者が福田紀彦市長を訪問した。
菅のらぼう保存会代表で地域特産物マイスターの高橋孝次さん(87)、キムチ店「おつけもの 慶 kei」を運営するグリーンフーズあつみ代表取締役の渥美和幸さん(48)ら5人が訪れた。
のらぼう菜は約800年前の鎌倉時代から多摩区菅で栽培され、代々伝え続けられてきたという。市によると、現在は中原区以北で栽培され、2017年度の収穫量は1万3215キロだった。
同店は、多くの焼肉店やキムチ専門店が軒を連ねる川崎区の中でも名物店として知られる。地産地消にこだわったキムチに力を注いでいることを知った川崎市産業振興財団が、栽培名人の高橋さんを紹介し、今年3月から販売。キムチをつくるにあたり、高橋さんから教わった色合いをよくする技術を取り入れたという。試食した福田市長は「食べてみて、なるほど、よく思いついた。チャンピオンクラス同士がお互いの強みを生かした最強タッグ」と絶賛した。
最近はカステラなど、のらぼう菜とのコラボ商品が登場しているが、川崎南部とのコラボは初。高橋さんの妻、寛子さんは「キムチは想像もつかなかった」と驚く。今後は「質の高いのらぼう菜を普及させるためにも技術指導に力を入れたい」と高橋さんは語る。
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